ブラックラグーン

軽く情報収集した上で、先にくたばったのがヘンゼル、
その後がグレーテルって事で識者の方々はご理解よろしく。
ぐあー、録画しときゃよかった、そんな双子編ラスト。
足をぶちぬかれ、手首を吹っ飛ばされたヘンゼルの死に様も
インパクト大だったけど、やはしグレーテルかのう。
船中のロックとの会話の序盤、その一挙手一投足が萌えるったら。
萌えるって言い方もためらわれるくらい。
その分、その後のグレーテルの言葉や行動で一気に叩き落とされた奴は
自分以外にも大層いるのだろう。
直前までロックが必死に説いていた言葉は
もうグレーテルにゃ解らないものだったのかもしれないなー。
馬鹿馬鹿しいとか奇麗事とかって否定的な感情じゃなく
『ああ、何か優しい事を言っているんだ、やっぱりいい人ね』
程度の認識というかなんというか。
その後の甲板でのロックとベニーのやり取りでもさらに痛々しさが。
くじ引きみたいに運命が決められて、結果二人は暗闇に叩き落とされた。
ただそれだけ。それでもいわゆる『普通』に生きてきた自分や
そしてロックにはその『それだけ。』が受け入れがたく、
その現実に怒りを覚えたのだろう。
ラストはさすがに作中以外でも相当殺してきただろうから、
このまま終わらんだろとは思っていたので、さほどショックはなく。
むしろ『綺麗だなぁ』と思ってしまう辺りがまた残酷。
とりあえず、いいもん見せてもらいました。
今回のための特別ED映像とかから、
魂の込め方は伝わってきましたぜ、これでもかと。
このシリーズが収録されてるDVDは鉄板で買うだろな、うん。
そして安らかに眠れ、ヘンゼル、グレーテル。