Bloody Tears

ボルさんのオリ等身大シナリオ。3話までプレイ。
吸血鬼に召喚された主人公が元の世界へ戻るために
奮闘するいわゆる異世界召喚ものだけど、
・半ば事故で召喚した以上、とりあえずの保護はするが
無価値と判断したら、始末する。
・そうならないように結果を出せ。そのための手段
(偶然持ち込んだ銀製の武器)がある以上、
それは可能なはずだし、サポートもするという助言
・まだはっきりとはわからないが、
主人公が召喚された理由はきちんと存在して、
ヒロインもそれに対して興味がある。


個人的な印象だと、異世界に召喚されたり
巻き込まれてロボットに乗ったりする導入の話は
主人公とプレイヤー、ないし視聴者の意識が離れたままで
インパクトのある展開で押し流してうやむやにされがちだけど、
主人公とその周囲の状況を理解させていく描写があると
先に言った意識がシンクロして話にも入り込めるので、
そのあたりの解説を丁寧に行っているのはありがたい。


戦闘については、天候の概念を取り入れたことで
マップごとに刻一刻と状況が変わる戦闘を、
明確に役割分担された味方と
自由度の高い育成システムの主人公を活用して攻略していく。
主人公については、普通の人間を人外あふれる異世界
放り込んだら瞬時に死ぬよな、というステータスになっているのが
味方の能力や育成システムを理解するよう
意識を向ける要因になっているという印象。
どちらの要素もそれほど敷居は高くないので、
ちょっと腰を据えてかかれば手早く理解できるはず。


自分のプレイスタイルを顧みると、
魔法>防御>近接の優先順位で育成して
アイテム開発ではまず回復アイテムを解禁しておくのが安牌か。
シンプル、かつ手応えがすぐ感じられるシステムになっているので、
主人公の育成に若干の時間をかけると把握すれば
それほど時間的な負担もなく楽しめるシナリオになっているかと。


私事としては、カーラよりジルの方が印象強いかなー。
ロリひんにうっぽそうなのはさておき、
落ち着いてて頭のいい女性はいろいろとツボに来るのだ。
あとはプレイしてて、気になった部分や誤字をちょこちょこと置いておきます。