第五回SRC学園シナリオコンペ

と、銘打ったものの。
まだすべてプレイしきってないのと、
ここで端から乗せるとアンケートフォームに書くことなくなるので、
1作品に絞ってピンポイントで書かせていただきたく。
GNネタバレフィールド。
・『7th Day』パンさん
ロックオンさんから間を空けず、
学園コンペに参加したパンさんのシナリオ。
1話書き上げた後は骨休めじゃーとゲームやらに逃げてしまう自分としては、
爪のアカもらっとけと言う感じのバイタリティ。
閑話休題


えー、まー。私事で恐縮ですが。
いろんな意味で印象深いシナリオになりました。
コンペとかの企画には使いづらいかなーと思ってたタイミングで
自キャラの紬が出演して、ようやく『死んでくれた』シナリオ。
と、書くとやや語弊がある気がするけど
これについてはまた下の方で。


個人的に演出の細かさに目を惹かれたり。
机の上にある物を取ったり戻したりする動きや
クロックタワーよろしく隙間から血がツー、とか。
自分のシナリオでもマネしてしまいたいところがあるというか、
次の更新で海賊らしくマネしてやると心に決めたり。


ストーリーに関しては、
自分としては鬱と言うより王道をよく踏襲したホラーかな。
次に誰が殺されるのかは予想できても、
感情移入して読み進めてしまうのは技量としては確かなものじゃないかと。
残酷表現については、拒絶反応よりも作り手としてどう表現してるのか、
という興味が大きかったのは性分みたいなものかなー。
ゲームのスタイル上、エグいものはとことんエグくやられた
アパシー学怖とかで耐性ついたのかもしれない。
それでも、仮に死体を一枚絵でやられたら
たまったもんじゃーないでしょうがっ。


クライマックスの大逆転は、
託されたものを駆使して犯人の先を行ったカタルシスと、
それでも殺された人は帰ってこない悲劇をうまく織り交ぜてるなー、と。
最後の最後に昇ってくる朝日を差し込んだら、
お題という面だけでなく物語の終幕としても見栄えしたかも。


あと、センセイ。
バッキー、ツバチャンのあの設定にはモデルがいるんじゃと睨んでるクマ。