天才とモブ

先月下旬からこれまたシナリオプレイをサボっていたので、
1話完結だから手軽にやれそう、って理由でPhiloさんの新着シナリオをプレイ。
けっこう騒がれてる魔神王の娘は未プレイだけど、
シナリオの雰囲気はだいたいわかった。
戦闘終了後にエラーで止まってるので、お早めに修正お願いしますー。


特殊な能力を手に、因縁の相手の挑戦を受ける、孤独な日常を送る天才と
ごくありふれた能力を持ち、代わり映えのしない勤めを果たす、
仲間に囲まれた日常を送るモブ。
というように、タイトル通りの
いわゆる天才キャラとモブキャラの対比がうまいなーと。
物語の面だけでなく、戦闘面でもその対比は明らかだったり。
嗚呼、悲しいくらいのスペック差よ(笑)


評判のよさとともに、会話部分の冗長さも指摘されていたのを見かけたけど、
モブ側の井上ちゃんの日常シーンの描写で、そのへんが顕著に感じた面も。
1:休日でスイーツだひゃっほう

2:呼び出しの電話でぎゃーすっ!(CV斎藤千和)

3:後ろ髪を引かれつつも姫士組の仕事へ
件のシーンをこうまとめると、
1と3に当たる会話をズルズルと引っぱりすぎな印象が。
個人的な感覚だと、日常描写の強調がくどい感じなので
シーン中での会話のキャッチボールの回数を少々削れば
いい感じにまとまるのではないかな、と。
姫士組隊員としての顔を見せる、パトロール中のエルザとの会話は
いい塩梅の内容と長さだっただけに、ちょっと残念。


もうひとつ上のシーンで気になった点としては、
学園シナリオでの醍醐味を否定しているのかもしれないけど
魔神王の娘でメインを張っているらしい『クレーメ』と『福部さん』の話題が。
先述のシナリオと繋がりのある世界観なのだろうけど
劇中で顔を出しそうにない面々の話をするのは、
プレイヤーに不要な情報を与えて、話に集中しづらくさせたり
スポットを当てるべきであろう井上ちゃんへの
ピントがブレてしまうんじゃないかなー、と。
そこはバッサリ削るか、もしくはReadMeかシナリオの冒頭で
『魔神王の娘と設定が繋がっています。ヒーロー戦記そちらもよろしく!』
みたいな内容の文を添えるという手も。
後半のギリアムさんはいらないけど。

あとは、戦闘中のBGMがデフォルトのままだったり。
この辺の気配りもやるとやらないではけっこう違うと思うので、一考をば。


とりあえずこんなところで。